「自動車業界の今後の動向について」

今回は自動車業界における今後の動向につきまして記載したいと思います。現在の日本の自動車業界は、韓国、中国の追い上げの中、また円高等の厳しい経済情勢の中、国際的にも厳しい状況下での販売競争の中あるといえます。かつての高度経済成長期には重厚長大といった、造船、鉄鋼メーカーとともに自動車業界は日本の輸出の中心的な役割を担っておりました。その影響は雇用の創出、法人税といったように社会的にもステータスのある業種といっても過言ではないと思います。
愛知県にはトヨタ系の企業城下町も多数ありますし、同様のことは、マツダの膝元の広島等、日本の社会の牽引車としても貢献してまいりました。
近年は二酸化炭素の地球的削減による拝ガス規制、新興国の安い労働力による工場の海外移転などまさに激流の中にあるといえるでしょう。それに輪をかけたような東日本大震災の生産縮小といった事態も発生いたしました。最近、ようやく回復したと聞いております。
このような状況下ではありますが、日本のメーカーはその高い技術力により乗り越えようとしています。象徴的な車としては、いち早くハイブリッドを採用した、トヨタの「プリウス」だと思います。やはり、これからは燃費と拝ガス規制をいかにクリアーしていく車を生産できるかが、生き残る鍵になるかと思います。プリウスは燃費27km/リットル、と今までにない走行性能を誇ります。ハイブリット車はプリウスだけではなくレクサスにも採用されています。
一方、他社の動向を見ますと、ホンダもハイブリット車として「インサイト」を生産しました。
電気自動車の分野では、三菱が数年前から「アイミーブ」を生産発売しており、一部公共機関等で採用されております。日産は、蓄電池交換方式の「リーフ」を次世代の車としてハイブリットに対抗しています。
一方で、従来のガソリンエンジン車においても、マツダ「デミオ」、ダイハツ「イース」が相次いで、燃費30km/リットルのものを発表しました。特に、イースは軽で低価格とのことです。
以上、今後の動向としては、三極に進むと考えられます。プリウスを代表とする「ハイブリットカー」、リーフを代表とする「電気自動車」、デミオを代表とする「ガソリンエンジン車の効率化」だと思います。今後の厳しい自動車の競争の中、日本の各メーカーは高い技術力と勤勉さで乗り越えていくことと確信しております。
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